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非同期を提唱する Ahana 社 Steven Mih 氏:mmhmm ビデオでモチベーションを向し、チームの足並みを揃える

Ganda Suthivarakom

2023年2月6日

Steven Mih 氏は、チームを未知の領域に自信を持って導いています。

非同期コミュニケーションの習慣、従業員の自律性、スケジュールの柔軟性により、彼の会社 Ahana は BuiltIn の 2022 年最も働きたいリモート企業 100 社に選ばれました。また、彼のリーダーシップは、The Software Report の「2022 年の SaaS CEO トップ 50」にも選出されています。

2020 年に設立された Ahana は、Presto の唯一の SaaS であり、AWS 上の Presto マネージドサービスを提供しています。Ahana はカリフォルニア州サンマテオに本社を置きリモートな働き方を実践する企業です。

2020 年に誕生し、データレイク分析分野に特化した Ahana は、Amazon Web Services(AWS)上で Presto のマネージドサービスを提供する最初で唯一の会社です。Mih 氏が 2020 年に会社を共同設立したとき、GitLab の All Remote Guide のアドバイスに従って、最初から会社を完全リモートにすることを決めました。それは、世界がパンデミックの真っ只中だったからではなく、自分たちのビジネスにとってそれが最良の選択だと思ったからです。現在、Ahana はリモートファーストを貫き、世界の様々な場所に合わせて 40 人の従業員がいます。リーダーたちは、非同期および同期のコミュニケーションを通じて、社員とつながることを優先しています。

Ahana の創業メンバーは、コミュニケーションやコラボレーショ ンを支援するテクノロジーが数多く存在することもあり、早くからリモートワークを採用していました。Mih 氏は「できる限り多くのツールを試した上で、自分たちに合うものを見つけるようにしています。」と述べ、チームと連絡を取り合うために、頼りにしているツールのひとつが mmhmm だといいます。

Mih 氏は、プレゼンテーションの現状を打破することを提案した mmhmm の初期の製品ビデオを高く評価しています。「フィル(mmhmm 共同創設者兼 CEO)を見て、『すごい、この人はパワーポイントとは違うことを本当にやろうとしている』と思いました。」(Mih 氏)

Mih 氏にとって、リモートで働くことは生産性を向上させるためではありません。実際のところ、研究者が示すように、パンデミック期間中、多くのリモート社員の生産性は向上しました。彼は、小さな会社では、孤立感をなくし、つながりを深めることがより難しい問題であることを理解しています。「生産性を確保することが問題なのではありません。私たちの問題は、社員のモチベーションを維持し、チームの足並みを揃え連携する方法を見つけることなのです。」

Mih 氏は、視聴価値のある非同期コミュニケーションを実現するため、mmhmm に最も期待しています。彼は、mmhmm Studio for Mac を使って、チームのスケジュールに合わせていつでも見られるように、簡潔で情報量の多いビデオを録画しています。「最大の価値は、魅力的な非同期コンテンツだと思います」と Mih 氏は言います。単に会議を録画して、「1 時間の Zoom 会議をご覧ください」と言うよりも、はるかに魅力的なコンテンツです。

2 〜 3 週間ごとに、Mih 氏はビデオで「今、興味を持っていること」「社内で起きていること」「現在抱える課題」を発信しています。編集を施した簡潔なビデオを送ることで、チームに議論のきっかけを与えているのです。Mih 氏「スタートアップでは、何が起きているかといった情報をできるだけオープンにし、人々が質問できるようにすることが大切です。」

「テイク機能は、超強力です。それによって、非同期用の動画を修正・改善することができ、プレゼンをする人の時間を節約することができます。」

Steven Mih 氏

Ahana・CEO

彼のお気に入りの機能は、テイクの録画機能です。動画全体を録り直さなくても、映像の一部のみを録り直すことができるのです。「テイク機能は、まさにスーパーパワーです。非同期の映像を修正・改善することができ、プレゼンテーションの時間を節約することができます。まるで、自分自身が映画監督であり編集者であるかのような感覚です。」

完全なリモート化を考えている人へのアドバイスとして、Mih 氏は GitLab の All Remote Guide のような既に公開されているリソースに目を通すべきだと言います。また、リモートファーストを貫くことが重要だと彼は考えています。それは、ハイブリッドミーティングは行わないということ。彼がそうしているように、たとえ地元の同僚が時々コワーキングスペースをシェアしていたとしても、です。また、非同期コミュニケーションの習慣を身につけることも勧めています。

「リモートワークの利点を常に意識する必要があります。仕事量は同じ、あるいは増えたかもしれませんが、一方で子供の学校への送り迎えをできるようになりました。それは大きな違いとなっています。」

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