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"マシー・キャシー "・イェンカさん: 視覚学習が数学に重要な理由

Megan Miller

2020年12月2日

Mathy Cathy ブログの著者であるキャシー・イェンカ(Cathy Yenca)さんは、「自分の子供にはこういう先生から学んでほしい」と思う先生です。テキサス州オースティンを拠点とする数学教師であり、Apple Distinguished Educator でもある彼女は、もの作りの創造性とテクノロジーへの情熱を組み合わせてキャリアを築いてきました。パンデミックが始まり、彼女は mmhmm のようなデジタルツールを使って、非常に明快で視覚的な数学の授業はもちろん、保護者とのコミュニケーション方法も強化したそうです。彼女がどのように授業を組み立てているのか、3 月以降彼女にとって何が変わったのか、そして、リモート学習を実世界での学習のように興味深いものにするために、学校にどうやって落ち着きを取り戻そうとしているかについて、彼女に聞きました。 

ミドルスクール*で教えているのですか?どのようにして様々なデジタルプラットフォーム用のカリキュラムを作り始めたのですか?

はい!私には今、6 年生、7 年生、8 年生*の生徒がいて、バーチャルで教えています。私は創作することに喜びを感じるので、テクノロジーツールの創造性と子供たちに教えるということを組み合わせることは、私の大好物です。新しいもの好きなんですね。教育用にデザインされたものかどうかは関係なく、これを使ってどうやってクールなものを創り上げて、子供たちに数学を教えることができるか、を考えます。

(* 地域によって差がありますが、アメリカのミドルスクールは、6〜8 年生、または 7〜9 年生をカバーしています。6 年生は日本の小学 6 年生、7 年生、8 年生は日本の中学 1 年生、2 年生に当たります。)

キャシー・イェンカさんの数学授業風景

どうやって mmhmm を知ったのですか?

私はすべての知識をツイッターで得ています。友人がたまたま私の数学教師向けコミュニティで mmhmm のことをつぶやいていました。私はデモビデオを見て、夢中になってしまいました!今の時代、ただ単にデジタルで資料を見せるのではなく、いかに人間らしさを出せるかが非常に重要です。ベータ版に応募して、早く使えるように祈っていました。ベータ版へのアクセスをもらった日、私はすぐに試し最初のビデオを作り、それをツイートしました。

私は創作することに喜びを感じるので、テクノロジーツールの創造性と子供たちに教えるということを組み合わせることは、私の大好物です。

数学を視覚的に表現する方法とは?画像や動画を使うと、子供の学習に役立つのでしょうか?

その質問をしてくれて、本当にありがとうございます。数学の視覚的な要素は、概念を定着させるためにとても役に立ちます。子供が抽象的な概念を理解できていなくても、それを視覚的に示す方法があれば、子供の学習にとても役立ちます。私は Apple の Keynote のマニアです。Keynote のマジックムーブアニメーションやスライド上の図形にとても依存しているので、mmhmm のさらなるアップデートに期待しています。

Desmos というウェブベースの無料ツールを使ってみました。これは無料のグラフアプリです。ブラウザの画面を共有するだけで、私の横でグラフが描画されるビデオを作ることができます。それが mmhmm の力です。人の注目を集めることができるんです。本当に全く違うんですよ。

また、今週は生徒の親御さんに新学期の必要事項を説明したメールを送ったのですが、その中で私は mmhmm を使った情報動画を作りました。保護者の方から「あのビデオを見て感動しました」というフィードバックをいただき、とてもうれしかったです。ビデオを開いて再生すると、すぐに人々の注意を引くことができますよね。一般的なビデオ画面で誰かがただしゃべっているというものではなく、驚きがあるから楽しいのです。

パンデミックで、あなたの仕事はどのように変わりましたか?以前からオンラインで教えていましたか?それともバーチャルなものを取り入れたのは今年が初めてでしたか?

パンデミックが始まった 3 月、私たちは一夜にして緊急事態に対応した間に合わせの授業をする状況に陥りました。初めてのことだったので大変でしたが、同時に、私はすでに子供たちのことをよく知っていました。関係性の面では、教室でやっていたようなことを、このバーチャル学習環境で続けられたので、とても楽でした。

秋になって状況は少し変わっていますね。すべてのクラスと毎日顔を合わせています。完全にリモートであるにもかかわらず、学校で鐘が鳴ると授業が始まるような、時間通りのスケジュールで実行しています。この秋は危機的状況の授業ではなく、もう少し「普通の」学校に近い状況になっているような気がします。

時間を割いて話をしていただき、ありがとうございました。

クリエイティブなツールを使ってポジティブなことを伝えるということは、世界中が必要としています。すべての家庭が今の教育の姿に感心しているわけではありません。本当にクールで楽しい何かを共有する機会をいただけるなら、私はそれに大賛成です。

(このインタビューは実際の発言を編集したものです。)